百怪寺夜店シリーズへのおたより

       
 「妖怪ラムネ屋」    「魔怪さかさま屋」 「奇怪変身おめん屋」 「魔女リンゴあめ屋」


◆これを現役で読める子がうらやましい
オンライン公開書評

◆ああ、おもしろかった〜こういうの、待ってたんだよ〜

◆すっごく面白かったです!

◆「こわい〜」といいながら、びくびく本棚から出してるようすが笑えます

◆大喜びで「もっかい読んで〜」と、そこばかり3回リピートさせられました。

◆やっぱり、百怪寺の夜店はとくべつだと思います。行ってみたいというより、通いたいです!


 ◆私は百かい寺シリーズが好きです。早く次の本が出てほしいです。
出たら、またお話の絵が書きたいです。


(ご感想、ご高評を、ありがとうございました)

こんな妖怪、 あえたらいいな
       こんな夜店が あったらいいな

陸原一樹さんが描いて下さった
たっぺい

すみれちゃんの絵と感想
『魔女リンゴあめ屋』

原画はもしかしたらカラーだったのではと思うのですが、編集部から送られて来たのは白黒のコピーでした。
もし、描いてくれたのが色鉛筆の絵だったら、白黒でごめんね、すみれちゃん。

『魔女リンゴあめ屋』を読ませていただきました。
すっごく面白かったです!
今回、葉子の活躍が、なによりうれしかったです。
わたしもこどものころ、兄から邪魔者扱いされていました。
「小さい子」は、入れてやらんと言われ、置いてけぼりばかり。
早く大きくなりたい。早く、兄たち「大きい子」の世界に仲間入
りしたい。いつもそう思っていたのを覚えています。
葉子は、そんなこどものころの夢をかなえてくれたので、自分の
ことのように感じながら読みました。
しかも、大きくなる方法が、リンゴあめを食べることというのが、
楽しいですね。
リンゴあめといえば、おまつりときに食べたいものナンバー1です
が、実は食べたことがありません。
どうしても、母が買ってくれなかったからです。
母もまた、こどものころ買ってもらえなかったとか。なんでも、
 「あれは、こわい飴やで。食べたら、えらいことになるで」
と、母親(わたしからみると祖母)に言われたからだそうです。
祖母は、リンゴ飴の秘密を知ってたんだろうかと、ふと思って
しまいました。
百鬼夜行はかなり怖そうですが、一度は見てみたいなぁと思い
ました。できれば、物陰にかくれて見るのが希望ですが……。
お宝つり屋さんも、お兄さんの姿のとき会ってみたいです……。
今回も、百怪寺の夜店をおもいきり楽しめて、すぐまた行きたく
(新作を読みたい!)なりました。
次作も楽しみにしております。

以前、掲示板で書かせていただきましたが、百怪寺シリーズが
平積みになっているお店の、その後についてです。
一週間ほどたって、もう一度行ってみると、すべて一冊ずつし
か残っていませんでした。
そのため、平積みの棚に、背表紙を上にして並んでいました。
他の書店でも、めだつところに置いてあるのをよく見かけます。
夏休み中は、図書館でも、しょっちゅう貸し出し中になってい
ました。
こどもたちも、つづきを楽しみにしてることと思います!

家でも、リンゴ飴がつくれるのですね。
リンゴが安くなったら、ぜひ、挑戦してみます。
イチゴあめも、イチゴが安くなるのを待って作ってみます。


 Kさん
 すみれちゃんの絵と感想
 すみれちゃんの絵
『妖怪ラムネ屋』


ひだりの拡大図

 すみれちゃんの絵
『奇怪変身おめん屋』


 すみれちゃんの絵
『魔怪さかさま屋』
 3年1組
 こずえちゃん

こし水りえ子さんへ
りえ子さん!ようかい ラムネ屋おもしろかっ たです!なにがおもしろかったというと、おばあちゃんが、たっぺいに、あずきあらいの話しをおしえているところがおもしろかったです!
 れ海くん
 くるみちゃん
 あゆみちゃん
 ちなみちゃん
おもしろかった〜!!
…が「おめん屋」を読み終えた後の子ども達の第一声です。
「和風な『マスク』みたいやな〜」
これは5年生の長女の感想です。
最近映画『マスク』を観たのでとれなくなって変身してしまうおめんでそう思ったようです。
「500円やったらなんになれるんかな〜」
これは2年生の次女の質問です。
将来絵描きさんになりたい彼女は、14〜15ページのおめんが並んでいるページがお気に入りです。
「ゲッ『からくり屋』(注・我が家の呼び名です)がいてる!」
と3人ともびびっていましたが(笑)
年少さんの三女はお話はまだちょっと理解できていないようでしたが、案の定竜金ちゃんの呪文を節をつけて読むと大喜びで「もっかい読んで〜」とそこばかり3回リピートさせられました。
そして3人のお気に入りのキャラはなんとシオダマシ!(ちびの)
「なにするだシオ」
のセリフにやられたようです。
よく先生が「悪役にも愛を!」とおっしゃっていますが、まさしくにくめない悪役ですよね。

「次は何屋さんかな〜」
「妖怪・魔怪・奇怪ってきたし、次は何かな〜」
次回作も家族そろって楽しみにしています!

 はっさくさん
「奇怪変身おめん屋」
はじめてタイトルを見たとき、お面でどんな風に変身するのか、
あれこれ想像しました。が、想像をはるかに越えた不思議なお
面でした。
これはもう、百怪寺の夜店で、ぜったい買わなくちゃいけない
ものの一つですね。
もちろん、なりきり札もですが。
読み終えてからは、わたしだったら、どんなお面に選ばれるか
と想像して楽しんでいます。
第一希望はお姫さまですが(すみません。厚かましすぎます!)
タヌキやキツネも面白そうですね。
ミイラはちょっと遠慮したいです……。
竜があらわれ、海水が天にのぼっていくシーンは、ぞくぞくし
ました。
天にのぼっていく雨が見えるようで、その音も聞こえるようで、
圧倒されました。
「夜店ってのはね。だれがきてもいいんだよ……」というせり
ふも印象に残りました。
夜店がもつ独特の雰囲気は、なるほど、そのせいなのかと納得
しました。
とはいえ、やっぱり、百怪寺の夜店はとくべつだと思います。
行ってみたい……というより、通いたいです!
次はどんなお話か、どんなお店か、今から楽しみです。


 ユーカリさん
「魔怪さかさま屋」
夜店シリーズ楽しみです!
実はからくり屋は子ども達が怖がって(うしろんぼが追いかけてくるところがすっごい怖いみたいです)
我が家の本棚では背表紙裏返っています(泣)
でも「怖い」と思える本って子どもは好きなんですよね〜
「怖い〜」といいながらびくびく本棚から出してる様子が笑えます。
次回作はおめんやさんなんですね。
とっても楽しみです!

 はっさくさん
「魔怪さかさま屋」
先日我が子と三人で読みました。
(学校での読み聞かせが終わってから感想を、と思ったのですが、春休み突入。また、あらためて感想をおくります。今日は、我が子の反応のお話を)
我が子は、11さいと7さいの男の子です。
読み進めている途中に、主人が帰ってきた足音が・・。
私が
「あ、お父さん帰ってきたからちょっと待ってて。」
と言うと、二人声をそろえて
「だめー!つづけてつづけて!」
その声を階段できいたお父さんは、扉を開けるなり、
「いいよ、俺、先に風呂してくる・・・・。」
可哀想なお父さんに手を振って、読み聞かせ続行!
無事(?)ラストを読み終えて、こどもたちは、
「ああー、おもしろかったー!こういうのを待ってたんだよー。」
と申しました!
道中(?)の絵のあちこちに目があり、それを見つけて
は喜び、百怪寺夜店新聞を楽しみ、
「出す!俺も出す!」
と、魔怪ぐるぐる夜店なるものを考案し、
末ページの地図を堪能し、
妖怪ラムネ屋の購入を約束し、
やっとこさ「はい、おやすみなさい」
となった時には、お父さんが1階の台所で、
一人淋しく遅い夕飯を食べておりました。
いやー、久しぶりにヒット作品(子供って
厳しいんですよー。ちょっとでも大人の視点の
説教モードをかぎつけると、とたんにサメザメ。)
に出会い、親子三人、魔怪さかさま屋の世界を
堪能!!!楽しかったです!
あとで、お父さんもこっそり読んでおりました(笑)
ストーリーの感想にならなくてごめんなさい。
子供の反応が全てと思う私の性格もありまして(笑)
ストーリーの感想は、またおくらせていただきます。
本当に本当に素敵な本を、ありがとうございました!
感謝をこめて、ノンタ

 ノンタさん
『魔怪さかさま屋』 
お、おもしろかったっ! です〜!
美しくて、妖しくて、怖くて、どきどきする。
このシリーズは、すっかり子どもにもどって読んでます。
「くるくるまわる、からくりくり糸。追うか、もどるか。もどるか、追うか。まわるまわる、糸車。去れば、近づく。もどれば、進む・・・。」
このセリフ、すごく素敵です〜。
カカンカンカーン!
のところも、好きです〜。
「さあてさてさて、そこな、ぼっちゃん・・・・・」
のセリフも、かっこいいです〜。
このお話、お芝居に出来ますよね。きっと、おもしろくなると思います!
(あ、ちょっと妄想入ってきました・・・・笑)
きつねは、小梅さまの「札」ですね。
三本足の鳥居、京都の某所の鳥居を思い出しました。
言葉は標準語ですが、関西人の私は、関西にお話をひきよせて、身近に感じて楽しんでいます〜。


 水玉さん
『魔怪さかさま屋』  
待ちに待った、百怪寺夜店シリーズの続編!
今回は、不思議な現象が町までひろがって、前作以上にこわかったです。
のぞきからくりは、こどものころに一度だけ見たことがありますが、そのときの、奇妙な感覚を思い出しました。
ずっとのぞいていたら、すいこまれそうな気がしたんです。
すいこまれた上に、うしろんぼがいたら……めちゃくちゃこわいです!
逃げるシーンは、たっぺいたちと一緒になってハラハラしましたが、ただ逃げ切るだけで終わらないのですよね。
母ぎつねの気持ちを理解し、助けようというラストに、感動しました。
描かれてはいませんが、母ぎつねの喜ぶ顔が目に浮かぶようでし た。


 Kさん
『妖怪ラムネ屋』を拝読いたしました。 
楽しかったです!
夜店というと、ふつうの店にない、独特の雰囲気があると思います。
あの不思議な雰囲気と妖怪。まさにぴったりだなぁと思いました。
いろいろ危険もありそうですが、百怪寺の夜店は一晩中楽しめそうですね。
読むうちに、行ってみたくなりました。
とくに、わけあり古道具屋は面白そうな店ですね。
店中の道具の説明を聞いてみたい気がします。
アズキアライにも会ってみたいです。
よく名前を聞く妖怪ですが、どんな力をもってるか知りませんでした。
百怪寺・夜店シリーズで、ぜひまた登場してほしい妖怪です。
それに、空中を飛ぶ金魚たち! 
想像するだけで、ドキドキするぐらいきれいですね。
次はのぞきからくり屋のお話なのですね。いつごろ発売でしょうか。
楽しみです!
 ユーカリさん
『妖怪ラムネ屋』  
子供が好きそうな妖怪がでてくるし(子供って妖怪好きですよ。私が子供のころ祖母の初盆に本屋で何か買ってもいいと母親に言われ、妖怪全集というのをねだったのですが、時期が時期だけに却下されてしまいました。今でも読みたかったなと思います)。
 絵もいいですね。表紙の妖怪ラムネ屋のおやじの絵だけでも、この本は面白そうに感じてしまいます。夜店のラムネ屋とか金魚とか夏向きの話で、子供が夏休みに祭りでのことを想像しながら読むとよりイメージがわくと思います。
ラストの金魚が解放されるシーンは実に美しい描写だと思いました。私も金魚の解放されて空を飛ぶシーンみてみたいものです。
 doruさん